築 40 年の物流倉庫をリノベーションしたオフィス。明るく爽やかな印象を与える外観で、竣工当初はカフェと間違えられたこともあったそう。
メインエントランスは横幅 3m 以上のスペースを設け、ゆったり広々とした空間を演出。
A から E まである会議室は全てボックスになっており、室名プレートには内装に使用されている素材と色が用いられている。
また、黒い壁は全て黒板になっているだけでなく、会議室内全てにホワイトボードも設置してあるため、
どこでもすぐに書き込める仕様になっている。
ダーツ関連事業を行う同社のエントランス付近は、様々なダーツボードや関連商品等が並ぶ展示ブースになっている。
決して童心に返りたい願望からでなく、“地面から足を浮かせることによって創造性を掻き立てる”という説に従って設置されたブランコは同社で製作するダーツのDVD撮影にも使用されるという。「RON といえばブランコ」という代名詞にもなっている。
この広い空間は、従業員の福利厚生、コミュニケーションスペース、ランチスペースとしてなど、目的に合わせて自由に使用することができる。
ダーツのDVD撮影時によく控室として使用されるという少し広めの会議室。黒を基調とした非常にシンプルな空間。
数ある会議室の中でも特に人気があるのは、この芝生が敷かれている「会議室 E」。
社員の方曰く、“緑”はやはり落ち着くのだそう。
「会議室B」は真っ赤な部屋。「会議室 C」は畳の部屋になっており、こちらも人気なのだとか。
最もエントランスに近い「会議室A」は主に応接室として使用されているが、空いている時には基本的に誰が使ってもよいのだとか。昼間は大変明るく、カフェのような雰囲気に。
フローリング張りの執務スペースには天然木が大量に使用されており、非常にリラックスできる空間になっている。また、1 人 1 人のスペースをしっかりと確保しているだけでなく、仕切りや壁がほとんど無いため、
各部署間でのコミュニケーションが図りやすい作りになっている。
一度に 20 名が収容可能なセミナールームは全体会議や OJT、新入社員説明会などに使用されている。
正面と右側の壁一面に設置されているホワイトボードにはプロジェクターを投影させることができる。
高い場所にある窓が、工場の名残を感じさせる。