外苑前駅徒歩1分という好立地にオフィスを構える株式会社レピカ。外観は非常にシンプルだが、エントランス前に広いデッキスペースがある個性的な作りになっているため、通りからも一際目を引く存在感を放っている。
エントランスに一歩足を踏み入れると、オフィスとは思えないような開放的な空間が広がる。受付横には巨大フィギュアが置かれ、来客者にワクワク感を与えるような遊び心も演出。
エントランス横の空間はフリースペースとなっており、プレゼンや社内イベント、講習会や勉強会等が行われている。また始業前の時間帯を利用して、外部講師によるヨガ教室やセミナーが行われたりと、社内外問わず多目的に利用されている。
フリースペースを様々な形で有効活用できるよう、同じフロアにはプロジェクターと巨大スクリーンが備え付けられている。この巨大スクリーンを利用した社内イベントとして、スポーツのパブリックビューイングやゲーム大会等も開催されるのだとか。さりげなくミラーボールも設置されており、ここにもちょっとした遊び心を垣間見ることができる。
フリースペース奥にはミーティングエリアが広がる。執務エリアは2階に設けられているが、フリーアドレス制を導入しているため、気分転換にここで作業をする社員もいるのだとか。
ミーティングエリアには様々なデザインの家具が配置されている。それぞれに変化を付けることで、その時々の気分によって使い分けることができる。
“社員の健康のために”と同社では3年前から食堂制度を導入。このキッチンでは毎日日替わりのメニューが社員に提供されるだけでなく、金曜の夜には社員たちがカウンターに集って飲み会が開かれる憩いの場になっている。
ミーティングエリアの中央にはガラスで区切られたデッキスペースが設けられており、同社のオフィス内で最も特徴的な空間になっている。天窓からはたっぷりの陽射しが差し込み、たくさんの緑が癒しの空間を演出している。
大人数での打ち合わせが可能なミーティングスペース。レンガ調になっている壁の部分はホワイトボードの役割も果たしており、書き消しすることが可能な珍しい作りに。配置された椅子もとてもカラフルで、アイデアを生み出すには最適の空間。
2階へと続く大きな階段は、エントランスから見える位置にあり非常に特徴的。代表をはじめ自転車通勤者が多いためエントランスには自転車が何気なく置かれているが、この空間では自転車も空間を彩る装飾品のように見える。また、この階段の真裏にもミーティングスペースが設けられており、各所スペースが無駄なく活用されている。
それぞれの部屋の特徴を会議室名にしているという同社。2階にあるこの部屋は「ウッド」という名前で、他にも丸テーブルがある部屋は「ラウンド」、水玉模様のテーブルがある部屋は「ドット」などという名前が付けられている。
2階の執務スペースは天井が非常に高く、開放感溢れる空間に。ガラス戸を境にして奥が固定席エリア、手前がフリーアドレスエリアになっている。