築50年のマンションの一室に設けられている同社のオフィスはメゾネットタイプになっており、まるで家に居るかのような温かみのある落ち着いた空間に。1階はウッディな雰囲気で統一されており、大きな窓からは眩しい程の日差しが差し込み、表参道の街並みと季節によって表情を変えるケヤキ並木を眺めることができる。
ミーティングが頻繁に行われるという同社ではオフィス内の至るところにホワイトボードが設置されており、そのサイズも通常より大きいものが多く、新しいアイディアを生み出すためには欠かせない必需品となっている。
1階のオフィス中央には木目調のテーブルとチェアが置かれている。ここにあえて色の付いた家具類を置かないことで、空間全体のバランスがうまく保たれており、時計の下に置かれた真っ赤な「GP」の社名オブジェが映えるようなレイアウトになっている。
オフィス内で一際目を引くのがこの真っ赤な「GP」が非常に印象的な社名オブジェ。イベントプロデュースを行う同社では舞台美術の方とのお付き合いも多いため、依頼をして作ってもらったのだとか。この他にも同社には様々なオブジェが至る所に飾られており、空間を賑やかに彩っている。
オフィスの一番奥にはブルーのラグマットとファブリックが爽やかなソファー+チェア席が。クッションやマガジンラック、その他オブジェ類のセレクトなど全体に遊び心があり、まるでカフェのようなデザインに。
元々は常設の食器棚だったというこのエリアも、ガラスの扉を全て取り払い、今ではお洒落な本棚に。「シンプル過ぎない」というコンセプトのもと、書籍はもちろん、センスの良い小物類などもたくさん飾られている。
エントランスの真正面には70インチの大画面モニター付きのソファ席が。絶妙なトーンのソファは座り心地も大変良いらしく、打ち合わせ時はもちろんのこと、休憩スペースとしても活用されている人気のスペース。
エントランスのすぐ左手には2階へと続く階段が。執務スペースとミーティングルームは2階にあるため、社員は基本的に2階で業務を行うことが多いという。
執務スペースは1階とはまた雰囲気の異なるデザインになっており、デスクやワークチェア、パーテーションなども落ち着いた色味で統一。あえてこの一部屋に全員が集まって業務を行うことで、社員同士のコミュニケーションが活性化され、より強い「ワンチーム感」に繋がるという。
ミーティングルームはA・Bの2部屋あり、ゴールドの取っ手が付いた真っ白な扉がとても印象的。
ミーティングルームAのテーマは「モナコ」。レンガ調の白い壁紙とシーリングファンが爽やかな雰囲気を演出しているため、気分も上がって打ち合わせも捗りそう。こちらにも大きなホワイトボードが2台設置されている。
ミーティングルームの一番目立つ場所に飾られている同社のキービジュアルには様々なイベントの写真が使用されており、ここには“世界を股にかけた世界一のイベントプロデュースを目指す”という熱い想いが詰まっている。
ミーティングルームBのテーマは「ブルックリン」。白が基調となっていた隣室とは大きくイメージが異なり、壁紙、天井、家具類なども全て温かみのあるブラウンで統一。大きな窓から差し込む日差しが空間全体の雰囲気をより一層引き立てる。
レストルームはゴールドがポイントになっており、非常に清潔感のある空間に。
奥には大きなバスタブ付のシャワールームも設置されている。