エレベーターを降りると、目の前には明るく開放的なエントランスが広がる。元々あった壁を取り払い、扉の位置も変更したというこのこだわりのエントランスは、「ウエディングパーク」のブランドイメージを象徴する空間に。
エントランスは割れ石やレンガを使用し、“南仏プロバンス風”の作りに。ゲストハウスのイメージを表現することで、ウエディングの非日常感とブランドイメージを体現。
受付にはフラワーアレンジメントと共に可愛らしいデコレーションケーキが飾られており、こういった細かいところからも同社の事業内容を読み取ることができる。
エントランスのすぐ横にはブラウンの扉が印象的なミーティングエリアが広がる。「Crystal(クリスタル)」「Emerald(エメラルド)」「Mariage(マリアージュ)」など、それぞれの部屋に社員からの公募で決定したウエディングに関連するワードの名前が付けられている。
受付裏のレンガが特徴的な「Emerald」。あえてレジデンシャル家具をセレクトすることで、訪れた方にリラックスした環境を提供できるようにと細かい配慮がなされている。
全体的に白を基調とした「Crystal」。こちらも家庭用家具で統一されており、非常にすっきりとした印象を与える。ホワイトボードも空間に馴染むよう、特注でデザインしたというこだわりぶり。
約30人の収容が可能なセミナールームを想定して作られた大会議室「Mariage」。部屋の中央に設けられた可動間仕切を閉じることで、2部屋の独立した会議室として使用することも可能な作りになっている。
「パティオ」と名付けられたフリースペースは全体的にウッディな雰囲気で、まるでカフェのような落ち着いた空間に。個人作業はもちろん、休憩、食事、イベント等、多機能に使用できる非常に利便性の高いスペース。
ブルーのシートがとても鮮やかなファミレス席。背もたれが高く、絶妙な具合に空間が仕切られているため、打ち合わせだけでなく個人作業時にも人気のスペース。
天井いっぱいにまで広がる大きな窓からはパティオ全体にたっぷりと日差しが差し込む。眺めの良い窓際のカフェ席は人気があり、天気が良い日の早朝にはコーヒー片手に新聞を読む社員もいるのだとか。
大きな窓は開閉が可能で、ここから広々としたウッドデッキに出ることもできる。仕事の合間のちょっとした息抜きには最適の空間。
パティオ内にはたくさんの緑が置かれており、ウッドテイストの空間をナチュラルに彩っている。定期的にメンテナンスを行っているため、パティオに来ればいつでも自然に癒されることができる。
同社独自の取り組みである“せどつく”から生まれた制度「8活(はちかつ)」の朝活パーティーもパティオ内で行われており、社員のコミュニケーションには欠かせない場所となっている。
執務エリアは仕切りがないため非常に見通しの良い空間に。新入社員の席にはカラフルなバルーンが付けられており、とても可愛らしい。
全国8カ所に拠点を設けている同社では、地方に常駐しているメンバーがこのオフィスに来た際に使用できる席も執務エリア内に常にきちんと設けられている。
執務エリア内にもちょっとしたミーティングスペースが設けられており、コミュニケーションを促進させるための工夫がなされている。
社員用出入り口から社長室へと執務エリア内にまっすぐ伸びる“バージンロード”。移転前のオフィスにもデザインされていたという同社ならではのこだわり。
コミュニケーションを促進するオフィスでありながら、きちんと集中できるスペース(集中ルーム)も設けられており、メリハリを付けて働くことができる。予約無しで使用できるため稼働率が非常に高く、人気のスペースなのだとか。