流通や商社など各業界のリーディングカンパニーをクライアントにもち、企画立案から保守運用まで総合的なシステム開発を手がけるビッグツリーテクノロジー&コンサルティングのオフィス環境。
3階エレベーターを降りた瞬間、LED照明にライトアップされたコーポレートロゴが視界に飛び込む。3階全フロアを同社が占有しているため、エレベーターフロアにはマルチボーダーのカーペットを敷き、躍動感と高級感をあわせもつ空間に。
空間を贅沢に使ったウェイティングスペースと光に照らされたガラスのパーテションが印象的なエントランス。インパクトのある空間構成が期待感を高めさせる。モノトーンを基調に、照明、家具、床材の変化などでアクセントをつけた。
ビルの特徴である楕円形状を際立たせる連装ガラスのパーテションがドラマチックに空間を演出。透明ではなくすりガラス調にすることで人の気配は感じさせつつ会議室を利用する顧客のプライバシーを守る。
第1会議室。長時間座っても疲れにくいスチールケース社製メッシュチェアと、壁面にベンチソファを備えた。奥の第2会議室と連結させれば50名超の収容が可能。新卒や中途採用に向けた企業説明会、社内研修などにも利用されている。
テレビ会議用に設置した第4会議室。壁面に50インチのディスプレイを備え、国内の開発拠点である札幌オフィスやクライアントオフィスとのミーティングを行う。
コミュニケーションの誘発を狙い、執務スペースに入る動線上にリフレッシュルームを設けた。ビジネスに役立つ書籍を集めたライブラリコーナーやソファスペースのほか、円形テーブルの背後にはセミオープンタイプの喫煙ブースを設置。どこかレトロなしつらえが居心地のよい雰囲気を生みだしている。
フロア全体が見渡せるフラットな執務スペース。