今後需要がますます加速するといわれるIoT市場へ向けて、最先端の研究開発を行なっている
株式会社アプトポッドのオフィス。
黒を基調としたエントランスには“a project to prove one’s delight”の文字。
“各々の喜びを証明するプロジェクト” の意味で、社名もこの頭文字を由来としている。
オフィスフロアは奥の壁まで視界を遮るものがない。日差しも良く入り非常に明るい印象で
ある。ところどころに置かれたグリーンが効果的。
その中で黙々とコードを書くエンジニアの姿が目に飛び込んでくる。
ミーティングエリアもシンプルだが開放的な作りで各プロジェクトのショートミーティングや
リラクゼーションスペースとしても使い勝手が良い。
シート一体型のハンドルコントローラーと大型ディスプレイ。同社のIoT/M2Mソリューション
は自動車の走行データ計測や実証試験に利用されている。
ソファスペースには同社のセンサーを搭載したラジコンや様々な機械部品、各種ケーブルが並
ぶ。いかにもものづくりの会社らしい光景である。
会議室兼応接室も白と黒を基調としたスペースでシャープな印象。IoTプラットフォームであり
つつもハードウェアに近いレイヤのコア技術を持つ同社のイメージとマッチしている。
撮影取材の間にエンジニアの数も増え、全員黙々とディスプレイに向かっている。ピンと張り詰
めた空気の中にキーボードの音が響く。