エレベーターを降りると、エントランスへの案内ボードが。デザイン性の高いオシャレなボードに導かれ、オフィスへの期待感が高まる。
レンガ調の意匠が非常に印象的なエントランス。天井が抜けているため開放感があり、そのデザイン性の高さからオフィスであることを一瞬忘れてしまいそう。エントランス含め、来訪者の目に付く場所は全て副社長のこだわりで“ブルックリンスタイル”に統一されており、全体的にシンプル且つ落ち着いた空間に仕上がっている。
エントランスにはお洒落なアンティークの受付用電話が設置されている。一見ディスプレイと間違ってしまいそうなほど空間とマッチしており、ちょっとした遊び心が垣間見えるこだわりの一つ。
待合スペースは非常に広く設けられており、こだわりの照明やディスプレイが“ブルックリンスタイル”を演出。来訪者も、待っている間は可愛らしいディスプレイに目を奪われていることが多いのだとか。
エントランスを奥へ進むと、来訪者用の会議室エリアが広がる。天井まで届くほど大きくて重厚感のある扉が空間の雰囲気を引き締めつつ、所々に曇りガラスを取り入れることにより適度な抜け感も保たれている。
来訪者用の会議室は全部で4部屋。レンガ壁には案内図が記されており、意匠性の高さと共に細やかな気配りが感じられる。大きな窓からはたっぷりと日差しが差し込むため、植物たちも居心地が良さそう。
植物が置かれている奥の窓からは外のデッキに出られるようになっており、表参道の街並みを眼下に見渡すことができる。日当たりも良く、ちょっとした気分転換には最適の空間。
一番大きい12人掛けの大会議室はエントランス同様にレンガ調のデザインになっており、デスクや床の木目調とのバランスも絶妙。ホワイトボードは白だと消し跡が残るため、あえてシルバーのものをセレクトしたというこだわりぶり。
4部屋の中で唯一ソファーが設置されているこの会議室。とある家具メーカーで購入したという存在感のあるソファーも副社長の強いこだわりでセレクトされた逸品。抜群の座り心地で、会議も捗りそう。
一番奥の会議室は、他の部屋とは異なり白を基調とした非常にシンプルな作りに。モニターが設置されているため、全員で画面を見ながら会議を進めることができる。
会議室エリアを抜けるとカフェスペースが広がる。ミーティングや休憩はもちろんのこと、株主総会のリハーサルや新卒内定者の説明会、同社が運営する求人メディアの取材や撮影等、用途に合わせて様々な場面で使用することができる非常に利便性の高いスペースになっている。
こちらのカフェスペースもエントランス同様に“ブルックリンスタイル”で統一されており、床一面に貼られたタイルと全体のインテリアのトーンが本物のカフェにも劣らない本格的な雰囲気を醸し出している。
用途によって使い分けられるよう、カフェスペース内には様々なタイプの席が設けられている。一つ一つの家具類にも副社長の強いこだわりが詰まっているのだとか。
窓際にはシックな色合いのファミレス席が設けられている。こちらの席にはそれぞれにロールスクリーンが設置されており、集中したいときにはこのロールカーテンを下ろせばすぐに個室の集中スペースにすることができる。社員のリクエストにより誕生したというこの集中スペースは、毎日必ず誰かが使用しているという非常に利用率の高い人気のスペースになっている。
ファミレス席のすぐ横にはエントランス同様に様々なオブジェが飾られており、カフェスペースを彩っている。すぐ横にある扉は執務エリアに繋がっており、いつでもすぐに行き来ができるようになっている。
執務エリアへ繋がる扉と、会議室エリアへ繋がる扉の間にはステンレスの縞板が貼られている。ステンレスなので磁石がくっ付くようになっているため、近いうちに「掲示板」のような形で使用していく予定があるのだとか。
カフェスペースから執務エリアに入ると、すぐ右手には喫煙ルームが設置されている。喫煙者の多い同社では、この喫煙ルームが一つの情報交換の場となり、部署間を跨いで新たなコミュニケーションが生まれる空間になっている。
執務エリアは機能性を重視した作りになっているため、非常にシンプルですっきりとした印象に。仕切りも一切なく全体を見渡すことができ、すぐにコミュニケーションが取れる座席配置になっている。
執務エリア内にはホワイトボードを広く設置したスタンドミーティングスペースも設けられている。エンジニアも多い同社では以前から“書く文化”があるため、このスペースで手を動かしながら新たなアイディアを生み出すのだとか。
窓際には予約無しでいつでも使用できるミーティングスペースが設けられており、簡単な会議や打ち合わせなどはこちらで行うことができる。執務エリア内の窓も非常に大きく、表参道の街並みを見渡しながら気軽にコミュニケーションを取ることができる空間になっている。